No2 長崎市立城山小学校平和祈念館

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被爆の校舎がそのまま資料館
 その建物は電停「松山町」から歩いて5分。

すなわち、爆心地から西方500mです。72段の石段を上がると永井坂のすぐ前に現在も小学校として子供たちの教育の場として使われている校庭にありました。
 正面を入ると「平和」と銘打った「少年とハト」の像が私を迎えてくれます。
その建物はすぐ右側に建っていました。

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建物の入り口にはいると、被爆直後の城山国民学校の写真・説明文が並んでいます。
当時状況を絵コンテが表しています。復興に尽力された当時の荒川秀男教頭先生の作。それには、「十一月十四日授業再開」とあります。

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二階に上がる階段には、被爆時の校舎の写真などが展示されています。
なぜ、この校舎が倒壊しなかったのか?疑問に思っていたところ、当資料館におられる案内ガイドさんが、「よく窓の構造を見てください」とアドバイスをしていただきました。
丸窓で堅固な構造になっていることが一目瞭然でした。
 また、凄まじい熱線の痕が残っていました。
二階に上がると、その片隅には「修学旅行コーナー」があり、大阪のいくつかの学校の名前が記載された資料が展示されていました。
狭い空間の中に大阪の学校の平和教育を実践されている姿を想起できました。
 取材している時に、世界大会の「動く分科会 原爆像巡り」の一行と遭遇しました。熱心にメモを取りながら「見学されていました。
皆さんも一度、見学しては如何でしょうか。

所在地
長崎市城山町23番1号

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