パロマレスへの水爆落下の後処理と核兵器事故

50年前(1966年)の1月17日、地中海上空を飛行中の米爆撃機B 52が空中給油機と衝突、墜落し、搭載していた水爆4個がスペイン南部の漁村パロマレスに落下( 3個が地上に、1個は海中に)。地上に落下した2個は起爆用火薬の爆発でプルトニウムが飛散し、周辺地域を汚染した(海に落下した一個は後に回収された)。米軍は汚染土の一部を回収し持ち帰ったが、スペイン政府は汚染地域を買収し、鉄柵フェンスで封鎖。汚染土壌除去費用と汚染土の引き取りを米政府に求めてきた。
事故から半世紀たった昨年10月、両国政府は汚染土壌処理についての覚書に署名し、土壌を米国内に運搬することとなった(2015年10月21日付「しんぶん赤旗」)。

パロマレスへの水爆落下の後処理と核兵器事故(pdf)

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