第34回年次総会報告
第34回年次総会
非核の政府を求める大阪の会は、2月8日午後から、大阪市内で第34回年次総会を開催し、会員・賛同者55名が会場を埋めました。
開会のあいさつののち、豊島達哉事務局長から「活動報告と情勢」「今年の活動方針」と「2019年度収支報告及び2020年度予算案」「今年度の世話人」の提案を行いました。その後、高瀬昇夫会計監査の報告ののち、質議・討論に入りました。
総会では、核兵器禁止条約が採択されて初めて開かれるNPT再検討会議の成功と核兵器禁止条約の発効への重要な年にあたって、核兵器禁止条約に調印・批准することを求める国際社会の運動に呼応した取り組みを強め、「非核日本」の実現に向けた活動を続けること、憲法改悪阻止・立憲主義回復のため当会の特徴を活かした啓発活動に力を尽すこと、また、時宣にかなったテーマに沿っての学習を重視し、より充実したものにすることなど、当面の活動方針と新役員を決め、今日の情勢に相応しい活動をいっそう奮闘することを決意しました。
次いで当会常任世話人であり岡山大学元教授の理学博士跡部紘三氏(写真)を講師に「いまさら原子力 しかし気になる原子力!放射能と放射線の話 学んでみませんか」と題して参加者からの質疑を織り交ぜた学習会形式のご講演をいただきました。
放射線の発生の起源を宇宙と地球の歴史から紐解き、放射線の人体に与える影響、放射線」の防護、被ばくのエネルギーや福島原発事故など多岐に亘ったお話は、難しい科学的な用語をわかりやすく解説する講演となりました。参加者から質問が相次ぎ活気ある総会となりました。
また、この総会に、広島市長、長崎市長をはじめ、府下7自治体の自治体首長及び関係各団体から祝電・メッセージが寄せられました。(下記の通り)
非核の政府を求める大阪の会第34回年次総会メッセージ・祝電
【自治体】
広島市長 松井一實
長崎市長 田上富久
枚方市長 伏見 隆
堺市長 永藤英機
阪南市長 水野謙二
摂津市長 森山一正
岸和田市長 永野耕平
河南町長 武田勝玄
岬町長 田代 堯
【団体】
非核の政府を求める会常任世話人会
非核の政府を求める和歌山県民の会 代表世話人 西村佳三
大阪いずみ市民生協協同組合 理事長 勝山暢夫
大阪民主医療機関連合会 会長 向井明彦
進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)
大阪府立高等学校教職員組合 執行委員長 志摩毅
日本共産党衆議院議員 清水 ただし
前衆議院議員 宮本 たけし
参議院議員 山下 よしき
参議院議員 大門 みきし
前参議院議員 たつみコータロー
党府国政対策委員長 わたなべ 結
日本共産党大阪市会議員団 団長 山中 智子
日本共産党堺市議会議員団
(順不同・敬称略)