No4 広島県立本川小学校 平和資料館
本川小学校は、1945年8月6日の原子爆弾投下の際、爆心地にもっとも近い学校として大きな被害をうけました。校舎は外部を残して全焼、壊滅しました。校長先生ほか10名の教職員と400名の子どもたちの尊い生命が一瞬のうちに奪われました。
この「平和資料館」となっている建物は、1928年に広島で初めて建てられた鉄筋三階建ての校舎の一部です。原爆の被害を受けた状態をそのまま残し被爆の「証」として保存することになりました。
「展示室」には、被害のようすを写した写真をはじめ、被爆した遺物などを展示しています。
資料の一つひとつには、多くの人々の悲しみや願いが秘められています。
見学にいった8月5日には、平和資料館の横の体育館で二一世紀に生きる子供たちが平和祈念の講演会を開くために登校していました。
場所は広島の平和公園、原爆ドームから相生橋を渡ってすぐにみえてきます。
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広島市中区本川町5-39
入場無料です。