非核の政府を求める大阪の会が第38回総会を開催
2月10日、大阪市内の「たかつガーデン」で第38回総会を開催しました。
決定された「報告と提案」を下部に掲載しております。
総会に先立ち直野章子京都大学教授による記念講演「平和と核兵器のあいだ」が行われました。日常生活における「平和・平穏」の認識と「反戦・反核兵器」との関係についての考察が示され、平和運動を広げていくためのヒントが示されました。
総会では、ウクライナやガザでの紛争問題、日本政府に核兵器禁止条約に参加することを求める運動、北陸地震で危険性が再認識された原発の廃炉の問題、憲法改悪阻止・立憲主義回復等の運動に連帯した啓発学習活動や、次世代にヒバクシャの訴えをつなげる取り組みを行うことが確認されました。
また人類共通課題であるパンデミック・気候危機や、ジェンダーの視点から戦争・核兵器の非人間性を捉える必要性など新たな課題も指摘されたうえで、当面の方針と新人事が確認されました。
この総会に、広島市長、長崎市長をはじめ、枚方市、交野市、摂津市、寝屋川市、高石市、和泉市、岸和田市、泉佐野市、阪南市、能勢町、島本町、太子町、河南町、岬町などの首長や関係各団体から、祝電・メッセージが寄せられました。
(非核の政府を求める大阪の会「第38回総会報告と提案」PDFファイル)